スローライフとロハス

スローライフというと、世間一般では、スローライフ=田舎暮らしという図式を思い浮かべる方も多いかもしれません。

現代は「大量生産・大量消費・大量廃棄の時代」だといわれます。
モノを作る人もそれを買う人も、より新しく、より早く、よりたくさんを目指し、そして使い捨てています。

スローライフとは、とても奥が深いようものなのです。
簡単にいえば「心とモノを大切にし、時間を豊かに味わい、ゆっくりと感じる生活」ということ。

効率ばかりを優先しがちな先進国の社会構造の中で、繰り返し訪れる慌しさから忘れてしまいがちなことですよね。

個人的にはスローという言葉に、「ゆっくり」という意味のほかに「豊かな」とか、「自然を感じる」「自然に生きる」などの意味を持たせたい。

そう思っています。

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もともとは北イタリアの小さな村から始まったスローフード(食べもの)運動が、スローライフという言葉の始まりでしょう。

ハンバーガーのようにすぐ食べられ、どこにでもあるファーストフードに対し、その土地しかない材料を使った料理を大切にし、家族や友だちと話しながらゆっくりと味わおうというのです。

それが食べものだけでなく、私たちの生活(ライフ)全体を見直そうというところまで広がり、スローライフといわれるようになりました。

ですから、これがそうだと決まったものがあるわけではないようです。

運動を呼びかける国際的な団体の人達は「普段、口にするモノ、使っているモノが何処でどんなような人によって作られているのかを考えよう。人や自然のつながりを取り戻そう。」と言っています。

毎日の生活にストレスを感じておられるようであれば、是非、ゆっくりゆったりした本当に豊かで、本当に人間らしい生活というのはどういうものだろうか。

ほんの少しだけ、毎日の雑踏から離れ、考えて欲しいと思います。

特に意識はしていない人も多いですが、日本の日常はファーストライフな時が流れています。
生きて行くためには会社へ行って仕事をしなければなりません。
会社ではいかに効率よく仕事をするかということを、当然のことながら求められます。

確かにそうですね。
会社の経営者にとってみれば、だらだら残業して、無駄な経費は抑えるべきものですから。
その会社から給料をもらっている会社員も、それに応える義務もあります。

イタリアのように、2時間くらいかけて昼食をとって、そのあとお昼寝して、それから仕事に戻る。
そんなことは、今の日本では許されません。

でも、少し寂しいですよね。
速さ=良いこと では、ないと思うのです。

ですから、オンオフをしっかりと切り替え、せめてお休みの日くらいは、自分だけの時間を持って、ゆっくりマイペースに過ごす。
たとえ効率的ではなくても、自分が満足する時間の過ごし方をする。
そんな、スローライフからはじめていきましょう。

そして、そんな生活の中に、ロハスを組み込んでいきましょう。

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